9月16日(土)~上映『絶唱浪曲ストーリー』公開記念舞台挨拶が決定いたしました!
公開2日目の9月17日、川上アチカ監督にご来館いただきます。川上監督は、2021年の「山形ドキュメンタリー道場」で山形県大蔵村肘折温泉に長期滞在し、その滞在期間中に本作の編集に取り組まれました。
実施概要は以下の通りです。皆さまのご来場お待ちしております。
『絶唱浪曲ストーリー』公開記念舞台挨拶 in まちキネ
【日時】9月17日(日) 13:30~の回(上映後登壇)
【登壇者】川上アチカ 監督
【料金】通常料金 ※特別招待券利用不可
【会場】鶴岡まちなかキネマ/キネマ③
【チケット予約】劇場窓口 or オンライン予約 にて
【備考】舞台挨拶終了後、サイン会を実施予定
1978年、横浜生まれ。横浜市立大学卒業。初監督作、日系アメリカ人の強制収容経験を題材にした『Pilgrimage』で「キリンアートアワード2001」準優秀賞を受賞(※川上紀子名義)。以来、フリーの映像作家としてドキュメンタリー、音楽家とのコラボレーション、ウェブCM、映画メイキング等、幅広く制作。戦争を生き残った祖父を一人きりで死なせてしまった後悔から、2004年より6年間、舞踏家大野一雄氏の最晩年に病床でカメラを回し命を見つめる稽古を受ける。その後、浪曲や河内音頭の芸能者を記録した短編ドキュメンタリー『港家小柳IN-TUNE』(15)、『鈴の音のする男』(16)、『河内の語り屋』(18)を発表。本作『絶唱浪曲ストーリー』は初の長編ドキュメンタリー映画となる。監督業の一方で、プロデューサーとしての活動も行い、共同プロデューサーとして日台合作映画ワン・イエミン監督『闘茶』(08)、アソシエイトプロデューサーとして篠原哲雄監督『クリアネス』(08)に参加。また、2017年と2018 年にはフランス人映画監督ヴィンセント・ムーンの日本ツアーをプロデュースしている。
※『絶唱浪曲ストーリー』公式サイトより引用
『絶唱浪曲ストーリー』※上映期間:9月16日(土)~9月29日(金)
近年、盛り上がりを見せる寄席演芸の世界。平成生まれの浪曲師や曲師が育ち、女性の演者が増えた。そんな浪曲の世界に飛び込んだ新人・港家小そめが、伝説の芸豪・港家小柳に惚れ込み弟子入りし晴れて名披露目興行の日を迎えるまでのドキュメンタリー。小そめと同じく小柳の虜になった川上アチカ監督が8年の歳月をかけて本作を完成させた。
「鶴岡まちなかキネマ」は昭和初期に建築された木造の絹織物工場をリノベーションした映画館です。2010年に開館しましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響があり2020年5月に閉館しました。その後新たに山王まちづくり株式会社が運営母体となり、2023年3月25日に再オープンしました。