「映画流れ者」リム・カーワイ監督、2回目のまちキネ来館!
リム・カーワイ監督が手がけたバルカン半島三部作『どこでもない、ここしかない』『いつか、どこかで』『すべて、至るところにある』の一挙上映とリム監督による舞台挨拶が決定しました!昨年夏の『あなたの微笑み』の舞台挨拶以来、2回目の来館となります。
未知の場所を訪ね、その土地に生きる人々と出会い、瞬間を切り取るという製作スタイルを貫いてきたリム監督。その原点として、かつて“ヨーロッパの火薬庫”と呼ばれ、第1次世界大戦が勃発したバルカン半島を舞台にした三部作が『すべて、至るところにある』にて遂に完結となりました。各作品の撮影中のエピソードや今後の活動予定などを時間の許す限りお聞きします。
一挙上映と舞台挨拶の実施概要は以下の通りです。
皆さまのご来場お待ちしております!
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リム・カーワイ監督バルカン半島三部作一挙上映+舞台挨拶
【日時】
2024年5月11日(土)
①11:30~『どこでもない、ここしかない』
②13:20~『いつか、どこかで』
③15:00~『すべて、至るところにある』⇒舞台挨拶(上映後登壇)
【登壇】リム・カーワイ監督 @cinemadrifter
【鑑賞料金】鶴岡まちなかキネマ 通常料金 ※特別招待券利用不可
【会場】鶴岡まちなかキネマ・キネマ3(定員78名)※①②③共通
【チケット予約】
・劇場窓口 ※開館時間からレイトショー開始まで
・オンライン
①『どこでもない、ここしかない』
②『いつか、どこかで』
③『すべて、至るところにある』
【その他】舞台挨拶終了後、サイン会実施予定 ※物販購入者限定
〈登壇者プロフィール〉
リム・カーワイ(Lim Kah Wai)
1973年7月28日生まれ、マレーシア出身。大阪大学基礎工学部電気工学科卒業後、通信業界を経て北京電影学院監督コース卒業。卒業後、北京にて『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』(10)を自主制作し、長編デビュー。監督作品に『マジック&ロス』(10)、『新世界の夜明け』(11)、『Fly Me To Minami恋するミナミ』(13)、中国全土で一般公開された商業映画『愛在深秋』(16) 、バルカン半島で自主制作した『どこでもない、ここしかない』(18)、『いつか、どこかで』(19)など。大阪三部作の3作目となる『COME & GO カム・アンド・ゴー』(20)は、東京国際映画祭でも上映され大きな話題になった。実在の映画監督渡辺紘文を主人公に、全国のミニシアターを行脚するロードムービー『あなたの微笑み』(22)は、日本に続き香港でも劇場公開が決まった。最新作はバルカン半島三部作の完結編『すべて、至るところにある』。香港、大阪、中国、バルカン半島などで映画を製作、国籍や国境にとらわれない創作活動を続け、東京、大阪、台湾、ニューヨークのアート系劇場で特集を組まれるなど、その活動は国内外から注目されている。「2021香港インディペンデント映画祭」主催者、「香港映画祭2021/2022」キュレーター、香港映画『星くずの片隅で』(22/ラム・サム監督)の配給を手掛けるなど、映画監督以外でも活動の場を広げている。
「鶴岡まちなかキネマ」は昭和初期に建築された木造の絹織物工場をリノベーションした映画館です。2010年に開館しましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響があり2020年5月に閉館しました。その後新たに山王まちづくり株式会社が運営母体となり、2023年3月25日に再オープンしました。