先日より速報チラシでのみお知らせをしておりました、酒田市出身の活弁士・佐々木亜希子さんによる「活弁ライブ in まちキネ」の詳細が決定しました!
佐々木さんは、かねてよりまちキネの再開を応援してくださっており、2021年のプレ上映期間には久しぶりにまちキネで活弁を披露してくださいました。再生オープンを果たしたまちキネでも、是非活弁を披露したいと申し出てくださり、満を持して今回の活弁公演が開催される運びとなりました。8月26日、盟友である楽士の永田雅代さんと共にまちキネにお越しいただき、1日2回の公演を行っていただきます。
実施概要は以下をご確認ください。温故知新!発見と感動満載の活弁公演、皆さまのご来場お待ちしております!!
「活弁ライブ in まちキネ」実施概要
[日 時/演 目]
8月26日(土)
①午前の部/10:00開演
『チャップリンの冒険』(23分)
『ロイドの要心無用』(67分)
②午後の部/15:30開演
『生れてはみたけれど』(90分)
[料 金]
・一般:2,500円 ※1公演につき
・大学生以下:1,000円 ※1公演につき
・2公演セット券:4,000円 ※一般のみ
[会 場]
鶴岡まちなかキネマ キネマ③(自由席)
[ご予約]
★8月12日(土)09:00~ まちキネ窓口にてチケット販売開始
※電話予約可(☎0235-64-1441)
[出演者]
佐々木亜希子(活動弁士)
永田雅代(楽士)
〈出演者プロフィール〉
活動写真弁士 佐々木亜希子(ささき・あきこ)
山形県酒田市出身。埼玉大学教養学部卒業。
平成7年4月~平成10年3月 NHK山形放送局アシスタントキャスター
その後、フリーになり、FM埼玉(NACK5)でアナウンサー、リポーターを務める。
平成12年より映画説明者「活動写真弁士」に。以降、全国各地で活弁公演や学校公演、ワークショップ、講演を行う。220作以上のレパートリーを持ち、適確でウィットに富んだ脚本と七色の声で自然と物語世界に引き込む語りが人気の日本を代表する活動写真弁士。
https://blog.goo.ne.jp/mokuren223
楽士 永田雅代(ながた・まさよ)
鹿児島県出身。クラシックの教育を受けるが、幼少の頃からJAZZやPOPSのピアニスト、キーボーディストに大きく影響を受ける。Jazz、Fork、Ireland trad、Hip-Hop、演歌などの多種多彩なジャンルのアーティストと共演。
紅龍(上々颱風)のソロアルバム「バルド」、アイリッシュシンガー奈加靖子「Shin」等のCDなど、CD 制作、プロデュースも多数。鶴岡出身の演歌歌手北岡ひろしのサポートメンバーでもある。
無声映画の楽士として数多くの作品を手がけ、活動弁士・佐々木亜希子とのコンビは19年、全国500公演を数える。幅広いジャンルの音楽と作品理解に基づいた即興演奏は定評がある。山形県内での活弁生演奏も数多く経験しているが、鶴岡では初となる。
『ロイドの要心無用』 Safety Last
1923年 米パテー社 67分
監督/サム・テイラー、フレッド・ニューメイヤー
出演/ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイビス
今年生誕130年、チャップリン、キートンと並ぶ三大喜劇王ハロルド・ロイドの、傑作中の傑作喜劇!ちょうど100年前、関東大震災の年、喜劇映画は復興の原動力であり、その中でもロイドは人気も興行収入もナンバー1の喜劇俳優だった。親子でぜひ見てほしい一作。庄内弁を交えた活弁は全国各地で大好評を得ています。ロイドは、しがない某デパートの店員。彼女と結婚するために、一世一代の離れ業をやってのけることに!息を飲む、これぞサイレントの醍醐味です!
『生れてはみたけれど』
1932年 松竹キネマ蒲田作品 91分
監督/小津安二郎 原作/ジェームス・槇
出演/斎藤達雄、吉川満子、菅原秀雄、突貫小僧、坂本武
生誕120年没後60年小津安二郎監督初のキネ旬ベストテン第1位。子どもの素直な視点から肩書に振り回されるサラリーマン社会悲哀をユーモアたっぷりに描く。 こどもも大人も一緒に観てほしい、小津の<小市民映画>最高傑作!
「鶴岡まちなかキネマ」は昭和初期に建築された木造の絹織物工場をリノベーションした映画館です。2010年に開館しましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響があり2020年5月に閉館しました。その後新たに山王まちづくり株式会社が運営母体となり、2023年3月25日に再オープンしました。