僕はイエス様が嫌い

『ぼくのお日さま』の新鋭監督・奥山大史（おくやまひろし）が、青山学院大学在学中に制作した長編デビュー作。脚本、撮影、編集も手がけた本作は、サンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞を史上最年少となる22歳で受賞するなど、海外でも高い評価を受けた。祖母と一緒に暮らすために、東京から雪深い地方のミッション系の小学校へ転校することになった少年が、自分だけに見えるミニサイズのイエス様と出会う。本作が映画初主演作品の佐藤結良が主人公の少年を熱演、小さなイエス様を演じる芸人のチャド・マレーンのユーモラスな演技にも注目。